ゴミ屋敷の片付け30万円でどこまで対応?予算内で進めるための準備と業者選び
投稿日:2025.12.27
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ゴミ屋敷の片付け、30万円でどこまで対応できる?
ゴミ屋敷の片付け業者から「30万円くらいかかります」と言われて、その金額が妥当なのか、自分の部屋は本当に30万円で収まるのか不安を感じていませんか。
結論からお伝えすると、30万円という予算は1LDKや2DKで床全体がゴミに覆われている状態、あるいは1Kや1Rでも天井付近までゴミが積み上がっている状態に対応できる金額の目安です。ただし、間取りやゴミの量だけでなく、害虫駆除や特殊清掃が必要かどうか、搬出経路に階段作業があるかどうかなど、いくつかの条件で最終的な費用は変動します。
この記事では、実際の現場で25万円から35万円の範囲で対応した具体的なケースをご紹介しながら、30万円という予算で何ができるのか、どんな条件だと追加費用が発生しやすいのかを詳しく解説します。さらに、予算オーバーを防ぐために見積もり前にできる準備や、業者へ正確に状況を伝えるためのポイントもお伝えしますので、安心して片付けを進めるための判断材料にしていただけます。
30万円前後で対応できる間取りとゴミの量
30万円前後の費用になるのは、主に以下のような状態の部屋です。
1LDKや2DKの場合、床全体がゴミで覆われていて足の踏み場がほとんどない状態が目安になります。リビングと寝室の両方にゴミが広がっていて、腰の高さ程度までゴミが積まれているケースでは、作業時間が5時間から7時間程度かかり、費用は28万円から35万円の範囲に収まることが多いです。
1Kや1Rの場合でも、天井付近までゴミが積み上がっている状態や、キッチン・浴室にも長期間放置されたゴミや汚れがあり、害虫駆除や消臭作業が必要になると30万円前後の費用になります。単純にゴミ袋が多いだけでなく、特殊清掃が加わると料金が上がる仕組みです。
逆に、30万円以下で収まりやすいケースは、1Kで床の半分程度がゴミに覆われている状態や、1LDKでもリビングのみがゴミで埋まっていて寝室は比較的片付いている状態です。この場合は20万円から25万円程度で対応できることが一般的です。
実際の現場で25万円〜35万円だった具体例
ゴミ屋敷ドクターが実際に対応した現場のデータから、30万円前後の費用になった具体的なパターンをご紹介します。
パターン1:2DK・床一面ゴミ・28万円
間取りは2DKで、リビングと和室の床全体がゴミ袋や段ボール、衣類で覆われていました。ゴミの高さは膝から腰程度で、キッチンには食品容器が大量に放置されていましたが、害虫はほとんど発生していない状態。作業時間は約6時間で、スタッフ3名で対応し、最終的な費用は28万円でした。搬出経路が1階で階段作業がなかったこと、特殊清掃が不要だったことが予算内に収まった要因です。
パターン2:1LDK・天井付近まで・32万円
1LDKのリビングが天井付近までゴミで埋まっており、寝室も床が見えない状態。ペットボトルや雑誌、衣類が混在していて、害虫駆除と消臭作業が必要でした。作業時間は約7時間、スタッフ4名で対応し、費用は32万円。害虫駆除に2万円、消臭・簡易清掃に3万円が加わったため、ゴミの撤去だけなら27万円程度だったケースです。
パターン3:1R・特殊清掃あり・35万円
1Rで床全体と浴室にゴミが積まれており、浴室には長期間使用していないことによるカビや悪臭が発生。ゴミの量自体は1Rとしては標準的でしたが、浴室の特殊清掃に時間がかかり、最終的に35万円になりました。作業時間は約5時間でしたが、清掃作業に通常より多くの薬剤と手間が必要だったケースです。
これらの例からわかるように、間取りとゴミの量だけでなく、害虫駆除や特殊清掃の有無、搬出経路の条件が費用を大きく左右します。
30万円の見積もりから追加費用が発生する原因
見積もり時に30万円と言われたのに、実際の作業後に追加費用が発生してしまうケースがあります。その原因を理解しておくことで、予算オーバーを防ぐための対策が立てられます。
見積もり時に伝えきれていない情報
追加費用が発生する最も多い原因は、見積もり時に業者へ伝えた情報と実際の現場の状態に差があることです。
たとえば、電話やLINEで「1LDKで床が見えないくらいゴミがあります」と伝えた場合、業者は「床全体に膝の高さ程度までゴミがある」という想定で見積もりを出します。しかし実際に訪問すると、クローゼットの中やベランダにも大量のゴミがあったり、浴室が長期間使われておらず特殊清掃が必要だったりすると、当初の見積もりでは対応しきれません。
また、搬出経路の情報が不足しているケースも追加費用の原因になります。「2階建てアパートの2階です」と伝えていても、エレベーターがあるかどうか、階段の幅が狭くて大型の家具を運び出せないかどうかで作業の手間が変わります。階段作業が必要になると、スタッフの人数を増やす必要があり、追加で2万円から5万円かかることがあります。
当日になって判明する想定外の状況
見積もり時には気づかなかった問題が、作業を始めてから判明することもあります。
たとえば、ゴミの下に大量の害虫が潜んでいた場合、駆除作業が必要になり、通常の片付け費用に加えて害虫駆除費用が発生します。見積もり時には表面しか見えていないため、ゴミを動かし始めてから害虫の存在がわかるケースは少なくありません。
また、床や壁に染み付いた臭いや汚れが想定以上にひどく、簡易清掃では対応できずに本格的な特殊清掃が必要になることもあります。特に夏場の高温で食品ゴミが腐敗していた場合や、ペットの排泄物が長期間放置されていた場合は、消臭や除菌の作業が追加されます。
こうした想定外の状況を防ぐためには、見積もり前の段階で業者に正確な情報を伝えることが重要です。
予算オーバーを防ぐための事前準備リスト
30万円という予算内で安心して片付けを進めるためには、見積もり依頼の前にいくつかの準備をしておくことが効果的です。ここでは、予算オーバーを防ぐための具体的な事前準備リストをご紹介します。
写真の撮り方と送り方のポイント
業者に部屋の状況を正確に伝えるために、写真を撮って送ることは非常に有効です。ただし、写真の撮り方次第で業者が把握できる情報量が大きく変わります。
部屋全体が写るように撮る
部屋の入り口から全体を見渡せるアングルで撮影してください。床がどれくらい埋まっているか、天井までゴミが積まれているかが一目でわかるように、なるべく広い範囲を写すことがポイントです。スマートフォンを横向きにして撮ると、より広い範囲が写りやすくなります。
各部屋ごとに撮る
リビング、寝室、キッチン、浴室、トイレ、玄関など、部屋ごとに最低1枚ずつ撮影してください。特にゴミが多い部屋は複数の角度から撮ると、業者が作業のイメージをつかみやすくなります。
問題がありそうな箇所をアップで撮る
害虫が発生している場所、カビや汚れがひどい場所、天井近くまでゴミが積まれている場所など、特に気になる箇所はアップで撮影して送ると、特殊清掃や追加作業の必要性を事前に判断してもらえます。
ベランダやクローゼットの中も忘れずに
見落としがちなのが、ベランダやクローゼット、押し入れの中です。これらの場所にもゴミが詰まっている場合は必ず写真を撮って伝えてください。当日になって「クローゼットの中もお願いします」となると、追加費用が発生する原因になります。
業者への状況の伝え方テンプレート
電話やLINE、メールで業者に状況を伝える際は、以下のテンプレートを参考にすると、必要な情報を漏れなく伝えられます。
基本情報
- 間取り:1K、1LDK、2DKなど
- 建物の種類:アパート、マンション、一戸建て
- 階数とエレベーターの有無:2階でエレベーターなし、など
ゴミの状況
- 床が見えない部屋の数:リビングと寝室の2部屋、など
- ゴミの高さ:膝くらい、腰くらい、天井近くまで、など
- ゴミの種類:衣類、ペットボトル、食品容器、雑誌、段ボールなど
特殊な状況
- 害虫の有無:ゴキブリやハエが発生している、など
- 悪臭の有無:部屋に入ると臭いが気になる、など
- 浴室やトイレの状態:長期間使っていない、カビがひどい、など
- ペットの有無:犬や猫を飼っていた、排泄物が残っている、など
その他の希望
- 作業の希望日時:平日の午前中、土日、夜間など
- 支払い方法の希望:分割払いを希望、など
- 近隣への配慮:作業を目立たないようにしてほしい、など
このテンプレートに沿って情報を整理してから業者に連絡すると、見積もりの精度が上がり、追加費用のリスクを減らせます。
見積もり当日までにできる準備
見積もり訪問の前に少しでも準備をしておくと、業者が正確な見積もりを出しやすくなり、予算オーバーを防げます。
貴重品や捨てたくないものを別の場所に移す
通帳や印鑑、大切な書類、思い出の品など、絶対に捨てたくないものは事前に別の場所に移しておくと安心です。作業当日にゴミの中から探す手間が省け、作業時間の短縮にもつながります。
明らかなゴミを袋にまとめる
無理に片付ける必要はありませんが、明らかにゴミだとわかるペットボトルや空き缶、食品容器などをゴミ袋にまとめておくと、業者が「これくらいの量なら作業時間はこれくらい」と判断しやすくなります。ただし、無理をして体調を崩したり怪我をしたりしないように注意してください。
搬出経路を確認する
玄関から外までの通路、階段、エレベーターの有無を確認し、大きな家具や家電を運び出せるかどうかをチェックしておきます。もし通路が狭くて搬出が難しそうな場合は、その旨を事前に業者に伝えてください。
近隣への挨拶や配慮
作業当日にトラックを駐車したり、大きな音が出たりする可能性があるため、事前に近隣の方に一言伝えておくと安心です。業者に「近隣への配慮をお願いしたい」と伝えておけば、作業の進め方を工夫してもらえます。
30万円で安心して依頼するための業者選び
30万円という予算内で安心して片付けを進めるためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。ここでは、明朗会計の業者を見分けるポイントと、費用負担を軽くする方法をご紹介します。
明朗会計の業者を見分けるチェック項目
追加費用が発生しにくい業者を選ぶために、以下のチェック項目を確認してください。
見積もりが無料で、現地訪問してくれる
電話やLINEだけで「だいたい30万円です」と言われるより、実際に部屋を見てから正確な見積もりを出してくれる業者のほうが安心です。現地見積もりが無料の業者を選びましょう。
見積もり書に作業内容と料金の内訳が明記されている
「ゴミ撤去一式 30万円」ではなく、「ゴミ撤去 20万円、害虫駆除 3万円、消臭作業 2万円、搬出作業 5万円」のように内訳が書かれている見積もり書をもらえる業者は信頼できます。内訳があれば、どの作業にいくらかかっているのかが明確で、納得して依頼できます。
追加料金が発生する条件を事前に説明してくれる
「もしクローゼットの中にもゴミがあった場合は追加で3万円かかります」「害虫駆除が必要な場合は別途2万円です」など、追加料金が発生する可能性を事前に教えてくれる業者は誠実です。
見積もり後の追加料金がない保証がある
見積もり時に確認した内容と実際の状況が同じであれば、追加料金が一切発生しないことを保証してくれる業者を選びましょう。ゴミ屋敷ドクターでは、見積もり後の追加料金は原則として発生しません。
口コミや実績を確認できる
ホームページに実際の作業事例や料金例が掲載されている、口コミで「見積もり通りの金額で安心した」という評価が多い業者は信頼できます。
分割払いで月々の負担を軽くする方法
30万円という金額を一度に支払うのが難しい場合、分割払いを利用することで月々の負担を軽くできます。
ゴミ屋敷ドクターでは、最大60回までの分割払いに対応しており、頭金0円でも利用可能です。たとえば、30万円を24回払いにすると月々約1万3千円、36回払いなら月々約9千円の負担で済みます。ボーナス払いを併用すれば、さらに月々の金額を抑えることもできます。
分割払いを利用する際は、見積もり時に「分割払いを希望しています」と伝えておくと、支払いシミュレーションを出してもらえます。無理のない範囲で計画的に支払いを進められるため、費用の不安を感じている方にとって有効な選択肢です。
また、後払いにも対応しているため、「作業後に内容を確認してから支払いたい」という方も安心して依頼できます。
まとめ:まずは無料見積もりで正確な金額を確認
ゴミ屋敷の片付けで30万円という予算は、1LDKや2DKで床全体がゴミに覆われている状態、あるいは1Kや1Rでも天井付近までゴミが積まれている状態に対応できる金額の目安です。実際の現場では、間取りやゴミの量だけでなく、害虫駆除や特殊清掃の有無、搬出経路の条件によって最終的な費用が変動します。
予算オーバーを防ぐためには、見積もり前に部屋の写真を撮って業者に送る、状況を正確に伝えるテンプレートを使う、貴重品を事前に移しておくなどの事前準備が効果的です。また、見積もり後の追加料金が発生しない業者を選ぶこと、分割払いを活用することで、安心して片付けを進められます。
自分の部屋が30万円で収まるかどうか不安な方は、まずは無料の見積もりを依頼して正確な金額を確認することをおすすめします。現地を見てもらうことで、追加費用のリスクも事前に把握でき、納得して作業を依頼できます。

遺品整理士・業界歴15年の片付け専門家。 遺品整理や生前整理、ゴミ屋敷清掃まで多くの現場経験。 不安や悩みに寄り添いながら分かりやすく解説します。 片付けが苦手な方でも一歩踏み出せるような、やさしい情報発信を心がけています。





