ゴミ屋敷のリフォーム費用はいくら?清掃とリフォームの総額目安と依頼の順序

ゴミ屋敷のリフォーム費用は清掃とリフォームの二段階で考える

ゴミ屋敷状態になった部屋をリフォームしたいと考えたとき、多くの方が最初に直面するのが「リフォーム業者から清掃を先に済ませてほしいと言われた」という状況です。リフォーム費用だけを調べていても、実際には清掃費用が先に必要になるケースがほとんどで、総額がいくらかかるのか見えにくい不安があります。

結論から言うと、ゴミ屋敷状態の部屋をリフォームする場合、清掃費用とリフォーム費用の両方が必要で、多くの場合は清掃を先に完了させてからリフォームの見積もりや工事に進む流れになります。清掃を後回しにしてリフォームだけ依頼しようとすると、業者に断られたり、余計な工事費用がかかったりする可能性が高くなります。

総額の目安としては、1Kや1R程度の間取りで清掃費用が3万円から15万円程度、その後のリフォーム費用が部分的な補修で10万円から30万円程度、全体的なリフォームなら50万円から100万円以上かかることもあります。2LDK以上の広い間取りや汚損が激しい状態では、清掃だけで50万円を超えるケースもあり、リフォームを含めると100万円を大きく超える場合もあります。ただし、これはあくまで目安で、実際の状態によって大きく変動します。

この記事では、ゴミ屋敷のリフォーム費用の全体像を明確にし、清掃とリフォームをどの順序で進めるべきか、業者に何を確認すればいいのか、費用を抑えるためにできることは何かを具体的に解説します。まずは「なぜ清掃が先に必要なのか」という理由から見ていきましょう。

リフォーム業者から「先に清掃が必要」と言われる理由

リフォーム業者が清掃を先に求めるのは、ゴミや汚れがある状態では正確な見積もりができず、工事の範囲も確定できないからです。床が見えないほどゴミが積もっていると、床材がどれだけ傷んでいるのか、壁や天井にカビやシミがどこまで広がっているのか、水回りの配管が損傷しているのかどうかが分かりません。

また、リフォーム業者の多くは清掃作業を専門としていないため、大量のゴミや汚物の処理、悪臭の除去、害虫駆除などには対応できません。リフォーム工事は清潔な状態で行うことが前提になっているため、ゴミ屋敷状態のまま作業を依頼しても断られるか、清掃業者を先に手配するよう案内されるのが一般的です。

さらに、清掃をせずにリフォームの見積もりを取ろうとすると、業者は「最悪の状態」を想定して高めの金額を提示することが多く、結果的に余計な費用がかかる可能性があります。清掃を先に済ませて実際の傷み具合を確認してから見積もりを取ることで、必要な工事だけに絞り込むことができ、無駄な出費を避けられます。

清掃費用とリフォーム費用の全体像

ゴミ屋敷のリフォームにかかる費用は、大きく分けて以下の二段階で発生します。

第一段階:清掃費用
ゴミの撤去、不用品の処分、床・壁・天井の清掃、消臭・除菌、害虫駆除などが含まれます。間取りやゴミの量、汚損の程度によって費用が変動し、1Kで3万円から15万円程度、2LDK以上では20万円から100万円以上かかることもあります。

第二段階:リフォーム費用
清掃後に見えてきた床材の張り替え、壁紙の交換、天井の補修、水回りの設備交換などが含まれます。部分的な補修なら10万円から30万円程度、全体的なリフォームなら50万円から200万円以上かかることもあります。

この二段階の費用を合計した金額が総額になりますが、清掃が完了するまでリフォームの正確な見積もりは出せないため、まずは清掃を優先し、その後にリフォームの範囲を確定させる流れが現実的です。

ゴミ屋敷清掃にかかる費用の目安

清掃費用は、間取りの広さとゴミの量や汚損の程度によって大きく変動します。ここでは一般的な目安を紹介しますが、実際の費用は現地見積もりで確定するため、あくまで参考としてお考えください。

間取り別の清掃費用相場

間取りごとの清掃費用の目安は以下の通りです。

1K・1R 3万円〜15万円程度
1LDK・2DK 7万円〜30万円程度
2LDK 15万円〜50万円程度
3LDK以上 30万円〜100万円以上

これらの金額には、ゴミの撤去、不用品の処分、基本的な清掃、消臭作業が含まれます。ただし、床が見えないほどゴミが積もっている場合や、汚物や害虫が大量に発生している場合は、上限を超えることもあります。

汚損状態で変動する追加費用

清掃費用が高くなる主な要因は、ゴミの量だけでなく汚損の程度です。以下のような状態では追加費用が発生しやすくなります。

悪臭が染み付いている場合
通常の清掃では取れない悪臭に対して、特殊な消臭剤やオゾン脱臭機を使用する必要があり、2万円から5万円程度の追加費用がかかることがあります。

害虫が大量発生している場合
ゴキブリやハエ、ダニなどが大量発生していると、専門的な駆除作業が必要になり、1万円から3万円程度の追加費用がかかる場合があります。

汚物や腐敗物がある場合
食べ物の腐敗や排泄物などがある場合、通常のゴミ処理よりも慎重な対応が求められ、処分費用が高くなります。

搬出経路が複雑な場合
階段のみのアパートの上階や、エレベーターがない建物では、人手や時間が余計にかかるため、追加料金が発生することがあります。

これらの追加費用は、事前に写真や状況を伝えることで、ある程度見積もりに反映してもらえます。現地見積もりの際に正確な状態を確認してもらうことで、後から追加請求が発生するリスクを減らせます。

リフォーム費用の目安と工事内容

清掃が完了した後、実際の傷み具合を見てリフォームの範囲を決めます。リフォーム費用は、どの部分をどこまで直すかによって大きく変わります。

床・壁・天井のリフォーム費用

ゴミ屋敷状態では、床材の変色や傷み、壁紙の汚れやカビ、天井のシミなどが発生していることが多く、これらを修復するための費用が中心になります。

床材の張り替え(6畳程度) 5万円〜15万円程度
壁紙の張り替え(6畳程度) 3万円〜8万円程度
天井のクロス張り替え(6畳程度) 3万円〜7万円程度
床下の補修(傷みが激しい場合) 10万円〜30万円以上

床が腐食している場合や、床下に湿気がたまってカビが広がっている場合は、床材だけでなく下地の補修も必要になり、費用が大きく跳ね上がります。清掃後に床を確認し、どこまで補修が必要かをリフォーム業者に判断してもらうことが重要です。

水回りのリフォーム費用

キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの水回りは、ゴミ屋敷状態では特に汚損が激しくなりやすい箇所です。

トイレの便器交換 10万円〜25万円程度
浴室のユニットバス交換 50万円〜120万円程度
キッチンの交換 50万円〜150万円程度
洗面台の交換 10万円〜30万円程度

水回りは設備の劣化だけでなく、配管の詰まりや漏水が発生している場合もあり、清掃後に初めて問題が見つかることもあります。清掃時に水回りの状態をしっかり確認してもらい、リフォーム業者に伝えることで、見積もりの精度が上がります。

全体リフォームと部分リフォームの選び方

ゴミ屋敷のリフォームでは、全体をきれいにするか、傷んでいる部分だけを修復するかで費用が大きく変わります。

部分リフォーム
床や壁の一部、水回りの一部など、傷みが目立つ箇所だけを修復する方法です。費用を抑えたい場合や、賃貸物件で原状回復が目的の場合に適しています。1Kで10万円から30万円程度、2LDKで30万円から70万円程度が目安です。

全体リフォーム
床・壁・天井をすべて新しくし、水回りも交換して、新築同様の状態に戻す方法です。長く住み続ける予定がある場合や、売却・賃貸に出す際に価値を高めたい場合に選ばれます。1Kで50万円から100万円程度、2LDKで100万円から200万円以上かかることもあります。

どちらを選ぶかは、今後の住み方や予算によって判断します。清掃後にリフォーム業者と相談し、必要最低限の工事だけに絞るか、全体を刷新するかを決めるのが現実的です。

清掃とリフォームを依頼する際に確認すべき項目

清掃業者とリフォーム業者を別々に手配する場合、それぞれの責任範囲を明確にしておかないと、後でトラブルになることがあります。ここでは、見積もりや依頼の際に確認しておくべき項目を具体的に紹介します。

業者間の責任範囲を明確にする質問リスト

清掃業者とリフォーム業者の作業範囲が曖昧だと、「この作業はどちらがやるのか」「追加費用が発生するのか」といった混乱が生じます。以下の項目を事前に確認しておくことで、スムーズに進められます。

清掃業者に確認すべき項目

  • ゴミの撤去と不用品の処分はどこまで含まれるか
  • 床・壁・天井の清掃はどの程度まで行うか
  • 消臭・除菌作業は基本料金に含まれるか、追加料金か
  • 害虫駆除は対応可能か、別途業者が必要か
  • 清掃後にリフォーム業者が入れる状態にできるか
  • 清掃中に見つかった設備の破損や問題をどう報告してくれるか

リフォーム業者に確認すべき項目

  • 清掃がどの程度完了していれば見積もりや工事が可能か
  • 床下や壁の内部の状態確認は見積もりに含まれるか
  • 清掃後に追加で問題が見つかった場合、追加費用が発生するか
  • 水回りの配管や設備の点検はどこまで行うか
  • 工事中に出る廃材の処分費用は見積もりに含まれるか
  • 工事完了後に保証やアフターサービスはあるか

これらの質問を事前に両方の業者にしておくことで、作業の重複や漏れを防ぎ、追加費用のリスクを減らせます。特に、清掃業者が「リフォーム業者が入れる状態にできるか」を確認しておくことが重要です。

見積もり時に揃えておく情報

清掃とリフォームの見積もりを取る際、以下の情報を揃えておくと、業者が正確な金額を出しやすくなります。

物件の基本情報
間取り、築年数、建物の構造(木造・鉄筋など)、階数、エレベーターの有無などを伝えます。

現在の状態
ゴミの量や種類、床が見えるかどうか、悪臭や害虫の有無、水回りの状態、壁や天井の汚れ具合などを写真や動画で記録しておくと、事前見積もりの精度が上がります。

リフォームの希望範囲
部分的な補修でいいのか、全体をリフォームしたいのか、予算の上限はどのくらいかを事前に伝えることで、業者が最適なプランを提案しやすくなります。

スケジュール
いつまでに清掃を終えたいか、リフォーム完了の希望時期はいつかを伝えることで、業者が段取りを組みやすくなります。

これらの情報を事前に整理しておくと、見積もりがスムーズに進み、後から「聞いていなかった」というトラブルを避けられます。

実際に寄せられる相談内容から見る費用の実態

当社には、ゴミ屋敷のリフォームに関する相談が月に複数件寄せられています。その中でも多いのが、「リフォーム業者に見積もりを依頼したら、先に清掃が必要だと言われた」というケースです。ここでは、実際の相談内容をもとに、費用の実態と進め方を紹介します。

リフォーム業者に断られてから相談に来るケース

最も多い相談パターンは、リフォーム業者に現地を見てもらったものの、「この状態では見積もりが出せない」「先に清掃業者を入れてほしい」と言われて困っているケースです。

こうした相談では、床が見えないほどゴミが積もっていたり、キッチンやトイレが長期間使われずに汚物や水垢が固まっていたり、壁や天井にカビやシミが広がっている状態が多く見られます。リフォーム業者としては、どこまで傷んでいるのかが分からないため、見積もりを出すこと自体がリスクになると判断し、清掃を先に求めるのです。

実際に清掃を進めると、床材の一部が腐食していたり、壁の内部にカビが広がっていたりと、予想以上に傷んでいることが分かるケースもあります。逆に、見た目ほど傷んでおらず、清掃だけで十分使える状態に戻ることもあります。どちらにしても、清掃を先に済ませることで、リフォームの正確な範囲と費用が見えてきます。

清掃後にリフォーム範囲が確定した事例

清掃を完了した後、リフォーム業者に改めて見積もりを依頼したところ、当初の予想よりも費用が抑えられたというケースもあります。

例えば、1LDKのマンションで床全体の張り替えが必要だと思っていたところ、清掃後に確認すると一部の部屋だけで済むことが分かり、リフォーム費用が30万円ほど安くなったケースがありました。また、壁紙も全面張り替えが必要だと思われていたものの、清掃で汚れが落ち、一部の補修だけで済んだというケースもあります。

逆に、清掃後に床下の湿気によるカビが見つかり、床材だけでなく下地の補修も必要になったケースもあります。この場合、当初の見積もりより費用が増えましたが、清掃を先に済ませたことで、リフォーム業者が正確な診断をでき、後から追加請求が発生するリスクを避けられました。

いずれの場合も、清掃を先に完了させたことで、リフォームの範囲が明確になり、無駄な工事や予想外の追加費用を避けられたという共通点があります。

ゴミ屋敷のリフォーム費用を抑える方法

リフォーム費用を抑えるためには、清掃とリフォームの順序を正しく進めることと、必要な工事だけに絞り込むことが重要です。

清掃を先に済ませることで無駄な工事を避ける

清掃を後回しにしてリフォームの見積もりを取ろうとすると、業者は最悪の状態を想定して高めの金額を提示することが多くなります。床が見えない状態では、どこまで傷んでいるのか分からないため、業者としてもリスクを考えて余裕を持った見積もりを出さざるを得ません。

清掃を先に済ませることで、実際の傷み具合が明確になり、必要最低限の工事だけに絞り込めます。床全体を張り替える必要があると思っていたところ、一部の補修だけで済むことが分かれば、数十万円の節約になることもあります。

また、清掃業者がリフォーム業者を紹介してくれる場合もあり、両方を同じタイミングで手配できると、スケジュールの調整や段取りがスムーズになり、結果的に時間と費用を節約できます。

分割払いを活用して清掃費用の負担を軽くする

清掃費用が数十万円になると、一括で支払うのが難しい場合もあります。当社では、分割払いや後払いに対応しており、最大60回の分割払いや頭金0円での支払いも可能です。

清掃費用を分割払いで進めることで、手元の現金を残しながらリフォームの計画を立てられます。清掃を先に済ませてリフォームの範囲が確定してから、リフォーム費用の支払いプランを考えることで、無理のない資金計画が立てられます。

また、清掃後にリフォームが不要だと分かった場合、リフォーム費用がまるごと節約できます。逆に、リフォームが必要だと分かっても、清掃費用を分割で支払っている間にリフォーム費用を準備する時間ができるため、資金繰りに余裕を持てます。

まとめ:まずは清掃の相談から始めて全体像を把握する

ゴミ屋敷のリフォーム費用は、清掃費用とリフォーム費用の二段階で考える必要があり、多くの場合は清掃を先に完了させてからリフォームの見積もりや工事に進む流れになります。清掃を後回しにすると、リフォーム業者に断られたり、無駄な工事費用がかかったりするリスクが高まります。

総額の目安は、間取りや汚損の程度によって大きく変動しますが、1Kで清掃とリフォームを合わせて15万円から50万円程度、2LDK以上では50万円から200万円以上かかることもあります。ただし、清掃を先に済ませることで、実際の傷み具合が明確になり、必要な工事だけに絞り込めるため、無駄な費用を抑えられます。

清掃とリフォームを依頼する際は、それぞれの業者に責任範囲を確認し、見積もり時に必要な情報を揃えておくことで、後からのトラブルを避けられます。当社では、清掃後のリフォーム業者の紹介や、分割払い・後払いにも対応しているため、資金面の不安がある場合でも相談しやすい体制を整えています。

まずは清掃の相談から始めて、実際の状態を確認してからリフォームの範囲を決めることで、無理のない計画を立てられます。LINEやメールでの相談は無料ですので、今の状態や予算について気軽にお伝えください。

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